モンテッソーリ教育で人生の土台を作る【親子育ち教室】 マガジン19
今回は「モンテッソーリ教育」の中で良く耳にする
「敏感期」についてお話ししようと思います。
「敏感期とは」
子どもが成長する過程で、心身の発達をとげるために
ある一定の期間、強烈に「◯◯がしたい!」
という強い興味・関心をもって熱心に
「何か」に取り組む時期のこと。
かんたんにいうと、何かに対して
「とてつもないこだわり」をもつ時期のことを指します。
敏感期を逃す事は、終バスに乗り遅れるか
編み落としの目を作るようなものだと
モンテッソーリは言っています。
つまり、待っても次のチャンスはやってきません。
終バスに乗り遅れた場合、数倍の時間と労力を費やして
目的地へ向かわなければならないのです。
編み落としの場合も
編み落としに気付かず編み上げたとします。
出来上がりはあまり変わらないかもしれませんが
着ているうちに、全体の調和を崩す原因になりますね。
敏感期を逃す事は、それと似ていて
幼児期にすべき事を抜かしても
姿は大人になっていきますが
大人になってから不器用とか
性格のゆがみだとか様々の結果が出てきます。
敏感期は一時的なものです。
しかし、その一定期間を良く生き抜いた
結果として得る恵みは生涯に及びます。
だからこそ、どの時期にどんな敏感期があるのかを
ママ達に知ってもらいたいのです。
幼少期の敏感期を見逃さないように!
特に幼児期の敏感期は
大人には想像もつかない子どもの
興味や実力となって現れるので
大人は子どもの敏感期の特徴を知っていて
生活の場面でそれを良く観察出来る
目と心を持っていなければならないのです。
私はこの教室以外に子育て支援やサークル活動で
レッスンをしていますが、やはりそういった場合は
対象年齢が決まっていない場合が多く
製作、絵本の読み聞かせなど
同じようにしても、敏感期に合わせて
活動したり紹介したり出来ないのが現状です。
そぅいった点ではこの「親子育ち教室」では
年齢でグループ分けして
各年齢の定型発達による敏感期を
お伝えできているので、是非、ママも学んでもらえたら嬉しいです。
11月9日(金)・11月20日(火)午前 詳細はこちら
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講師:西村純子