●福井 かずみプロフィール
2019年1月25日(金)より
【ママが笑顔でほっとできる
箱庭セラピー体験】開講
福井かずみ


もっと教えて!福井先生ってどんな人?
看護学科、保健学科を卒業後、地元の町役場の保健師として就職。
結婚して、夫の両親と同居。20代で二人の娘に恵まれる。
保健師として仕事も続けたため、姑にはかなり育児も家事も助けてもらい、お陰様で、働きながらの子育てができ、28年間保健師の仕事が続けられましたが、嫁姑関係で悩んだことも沢山ありました。
子育てにおいても、保健師なのにうまくいかないことの連続で、自信喪失、、、。
※仕事も、家事も、育児も、、、なかなかうまくバランスがとれずしんどいなぁ、、、。
母、妻、嫁、保健師の四役を、そしてどれも“良い”人でいたいなぁと欲張ってしまってね。
※余裕が無くて、イライラして、子どもに当たってしまって、寝顔を見ては反省。
※何かこの子とは、相性悪いなぁ。
※子どもが言うことを聞いてくれない。
一人ひとりに合ったしつけの仕方って,本当に難しいなぁ。
※子どもって、今どう思い、どう考えているの?わからない。
※夫の協力が、なかなか期待できない。
また、子育ての意見が合わず、また口げんかしてしまった。
でも私は恵まれていました。
職場の同僚や先輩保健師だけで無く、沢山のママから教わることができたから。
子どもの健診や育児相談、育児教室に来られたママたちと、私のつたない経験も話して、また、ママたちから沢山話を聴かせていただいて、一緒に泣いたり笑ったり。
多くのママたちの一つひとつの育児経験は、私の保健師として人として心の糧、肥やしになりました。
そんな中から、一番に感じたこと
それは、“子どもや家族の元気や笑顔をつくるには、 ママがそして女性が、こころも体も元気でなければ
”超多忙な合併事務等で心身ともに疲れ、後に体調を崩し、その時期と認知症の姑の介護が重なったため、2015年3月に早期退職。
保健師の経験を生かせて、姑の介護をしながら何かできないかなぁ。
また、ママや子どもたちがほっとできる憩いの場作りがしたいなぁ
学生の時より興味のあった、箱庭セラピー、アートセラピー、カラーセラピーを学び今では箱庭心理セラピスト養成講座、カラーセラピスト養成講座も開設しています。
趣味として始めた、スワロフスキーやコットンパール、天然石などのアクセサリー作り、プリザーブドやアーティフィシャルフラワーアレンジメントやハーバリウム等もメニューに取り入れ、今も資格や趣味は、増殖中。^^(笑)
では、私の一押し箱庭セラピーって?
内側を青く塗られた砂箱に、気にいった玩具を自由に置いていくだけ。まるで立体的なアートセラピーのよう。
箱庭がどのような色合いかの、カラーの要素も含む。
そして、何となくでも、考えながらでも置かれた玩具は、今のあなたの心の内を表現します。
玩具を置くだけですので、自分の世界観が作れる4歳頃の子どもから大人まで、楽しめます。
でもまずは、砂を触ることで、子どもの頃に砂遊びをしたように、とっても癒されます。
私は、そのような心の内を、あなたに気づいていただく、お手伝いをさせていただきます。
私の箱庭体験をお話ししますと。
箱庭を勉強し始めた頃の箱庭を見ると、かなり気持ちに余裕も無かったなぁ。
気持ちの振れ幅も大きくて。それが、何回も置いていると、自分で成長してきたかな?と思えます。
箱庭は、一日に何度置いても同じものはありません。ですから、時々、何かあったときだけでなく、何も無くても箱庭を置いてみます。
すると、まず砂を触ることで、癒され、心が落ち着く感覚が得られます。
そして、不思議とその時その時で、気になる玩具、置きたい玩具も異なります。また、それらを置く場所も、その時の気分で随分変わります。できあがった箱庭を客観的に見ると、自分でも気づいていない心やからだの状態、例えば、今はちょっと心の窓が狭くなっているな(他人の意見が聞きにくくなっているな)とか、今は、とっても前向きで、心身共に元気ね!とか、自分で分析します。
セラピストの勉強会の時には、他のセラピストに気づかせてもらいます。箱庭は、今の心身の状態を教えてくれます。そこから、ちょっとゆっくりしようとか、元気元気!今のペースで!と励ましたりしています。
箱庭を置かれた方からも、次のような感想をいただきます。
“とにかくとっても癒されました”
“そういえばそう思っている自分がありました”
(当たってる、びっくり!!)“
作っていくうちに、自然と集中し、心が穏やかになりました”
“玩具を置く際も、不思議と置けない場所や、しっくりくる向きがあるのですね”
“自分の中ですっきりしなかったことがわかり、ヒントになりました”
“また続けて、自分の変化も見てみたいです”
:親子で来られた方からは、、、(とくにママ)
“子どもの今の状態(エネルギーの無さなど)がよくわかりました
”“子どもの箱庭を見て、今子どもが感じている世界がわかって良かったです”
そして、“先生の人に寄り添う優しい雰囲気も大好きです”と、大変嬉しいお言葉も、、、。
最近は、子どもたちの不登校や少し学校に行きにくくなっている、また何らかの障害をもたれていたり、増えてきているように思いますし、大変悩まれていますよね。
そんなママや両親そろってみえて、子どもに寄り添おうと務められている方のお手伝いをさせていただくことも多くなってきました。
箱庭セラピーは、その時その時の心の内を表します。障害があったり不登校等の子どもや、育児不安など心が疲れて来られたママの場合、一回のセラピーで幾分かは癒されますが、心のエネルギー容量が満杯になるまでには、数回~年単位を要することもあります。それまでの経過が長い方の場合は特にね。
でも、箱庭セラピーの回数を重ねていくうちに、選ぶ玩具や色、位置や作り方、箱庭から生まれるお話の内容等々、、、変化が出てきます。その変化と共に、例えば不登校の子どもが、保健室に1時間だけ行けた、次の時は半日、ママに乗せてもらって行っていたのが、遅れてでも自分で行けた、友達と会話できた、、、というように、こころだけでなく、生活面行動面にも変化が現れてきます。細かな変化の積み重ねで、元気なこころとからだ、日常生活を楽しむ心も取り戻せます。ただ、長くなると本人だけでなく、周囲が焦ってしまうのは当たり前です。そのような気持ちにも、できる限り支えるよう努めたいと思います。
私の想いは、ママと子どもが笑顔で暮らせること。
私も笑顔で皆様に寄り添えたらと思います。